初めてのバイクを選ぶ7つの注意点
どうも、元日本一周ライダーのモノリスです
バイクの免許をとった後に欲しくなるのはバイクですよね。バイクを買う前はどんなバイクに乗ろうかワクワクしますよね
ですが、世の中にはたくさんのバイクがあって、どのバイクを乗るのか悩んでしまってどうしようかと思ってしまっているのではないでしょうか?
本記事は初めて買ったバイクにもう4年乗り続けている私が
「初めてのバイクについての注意点」
「理想的なバイクの選び方」
について紹介します
この記事を読めば、バイク選びでよくない事がわかり、どんなバイクに乗ってみたいのか分かっていきます
この記事を読んで、失敗しないバイク選びをして、新しいバイクライフを始めましょう
選ぶときにしてはいけないこと
1.新車と中古車を理解していない
まず、バイクには新車と中古車があることを知っておきましょう
新車も中古車にも優れている点もダメな点もあるからです
まず新車と中古車の違いは
新車:誰も乗っていない新品のバイク
中古車:最低一度誰かが乗っているバイク
といった分類になります
同じ名前なのにバイクによっては値段が安いのことがあるのは中古車だからです
中古車は誰かが乗っており、どんな乗られ方、使われ方をしているのか分からないのが特徴です
例えば
・立ちコケをしているために傷がついている
・整備不良ですぐに調子が悪くなる
・タイヤがすり減っていて危険
・もともと事故車両で、まっすぐ走ることができない
といったことがあります
この状態で走らせることは危険です。最悪事故になる可能性があるので購入する際には細心の注意を払って探しましょう
その分新車は
・傷はありません
・整備不良もありません
・もし調子が悪くてもメーカーが修理する
・最初に乗るのがあなたなので事故車両でも不動車でもありません
ので安心感が違います
新車なので当然ですがその分中古車よりも高くなります
どちらも良いところと悪いところがあります。購入を検討する際にはまず新車と中古車のメリットとデメリットをよく理解しておきましょう
2.安さでバイクを選んでしまう
最初のバイクは絶対に「安さ」で選んではいけません
手放すスピードもとても速いからです
お金がないけどバイクに乗りたい初心者ライダーが陥ることですが、「安いバイクを買いたい」と思ってしまいます
そのためなるべく金額が安いものを選んでしまいます
基本的に安いバイクというのは、中古車でいう年式が古いものやあまり人気のない車種が挙げられますし、新車なら原付2種のバイクが該当します
そういったバイクを気に入っているのであれば問題がないのですが、もしこれが金額の妥協で選んでしまったのすれば、確実に「つまらない」と思ってしまいます
バイクの楽しさは自分が乗りたいと思ったバイクで様々なところを旅行したり、ただただ走っていつもと違った景色を眺める所です
それを自分の理想とするバイクではないもので走ってしまうと、どれだけ安かろうとバイクには魅力が無くなり、すぐに手放してしまいます
特に最初のバイクの経験がこれからもバイクを乗り続けたいと思うモチベーションになります
だからこそ、初めてのバイクは思い切ってお金を奮発して、自分が好きなバイクに乗ってみましょう
きっと今までの生活から新しく世界が変わりますよ
3.ネットで探してみる
ネットでもバイクがオークションされていたりするのですが、初めて買うバイクにはオススメしません
なぜなら、ネットの場合は実写を見ることができないという致命的なデメリットがあるからです
ネットで販売されているバイクは中古販売店の同じバイクよりも安い傾向があります。
その分届くまでに目視で確認できないために本当に情報通りのバイクの状態であるのかわからないという欠点があります
もし、初心者が何もわからずただただ安いからという理由で買ったりすると、中古販売店以上に不動車や事故車をつかまされる可能性が上がります
それで修理をして走れるようになればいいですが、初心者の人でバイクを修理して自走するまでに治すことは相当難しいです
また、そういったバイクを購入してメーカーの修理工場に持って行ったとしても、会員でもなく登録されていないバイクを修理することはほぼあり得ないので、泣き寝入りするしかないです
このようなことにならないためにも、初めてのバイクをネットで購入は控えるべきです
4.マシンパワーで判断する
バイクのカタログには馬力や燃費について書かれていることがありますが、そこを参考にしてバイクを選ぶのは得策ではないです
カタログで書かれたスペックを最大限に生かせる場所が、普段私たちが使う道である公道ではないからです
たまにバイクの販売員やスペックを語る人が
パワーはすべてを解決する
と説明して高性能なバイクをオススメしてくることがあります
ですが、実際公道で乗るとそこまでパワーを使うことはないです
公道ではせいぜい60㎞区間で走ることが多いですので、結局高性能のバイクを選んだとしても力を持てあますだけになります
初心者だとバイクを調べているとHPでバイクの馬力を見てしまい、高いほうがいいバイクだと考えがちですが、高い馬力が使える場面はせいぜいレースでのサーキット走行くらいです
普段のツーリングではほとんど意味をなさないので、レースに参加する気がないならその点は無視してもいいです
もし、パワーが正義だと思っている方がいるのでしたら、一度視点を変えてみてバイクを探してみてはいかかでしょうか?
5.一つのお店で判断する
入ったお店でバイクを探して即決でバイクを選ぶのは勿体ないです
その店以外に同じようなバイクで違った金額、装備が違っているバイクがあるかもしれないからです
バイクの出会いは突然です。店に入ったらめちゃくちゃいいバイクを見つけてしまって、即決してしまおうと思うあなた
少し待ってほしいです
もしこれしかないと思って購入した場合はそのまま買ってしまうのもいいのですが、ちょっと寄り道して他のお店を見てみてもいいのでは?と思うのです
もし似たようなタイプがあった場合に比較し自分でこれだと納得することで、自分の乗りたいバイクの理想像を明確にすることができます
その時に以前見た即決したいバイクを買いたいと思ったならそれがあなたにとって一番良いバイクです
違った店のほうがいいかもしれないと思ったなら、本当に自分が乗りたいバイク像がひょっとして固まっていないのかもしれません
最初のバイクなので後悔だけはないように選んでほしいです
6.周りの人が乗っているからそれに乗る
周りが乗っているバイクと同じバイクを買うということは辞めておくべきだと思います
なぜならバイクに愛着がわかないからです
「みんな同じタイプのバイクを乗っているから私も同じバイクを乗ろう」
となると、友達の一人が違うバイクを乗ると、どうして自分はこのバイクに乗っているのだろうかと思ってしまいます
自分の意見ではなく他人の意見で決めてしまった典型例です
もし他人のバイクをみて自分も買うにしても憧れをもってしていればよいと思います。
しかし、自分のこだわりがあってこそのバイクであり、初心者には特に好きなところを軸で選んでいただきたいです
愛着がバイクを長く乗り続けるコツでもありますので、他人の意見に惑わされずに自分のこだわりを忘れずに自分のバイクを見つけましょう
7.一度もまたがらない
もし気になるバイクがあるなら、店員さんに聞いてバイクをまたがってみましょう
初心者にとって「足つき」がとても重要だからです
教習で乗るバイクはかなり乗りやすいように調整されています。足つきも万人が乗れるように調整がされているので、教習のイメージで乗ってみると思ったより足つきが悪く感じてしまいます
例えば乗りたいバイクを見つけたとしても、自分の足つきが圧倒的に乗れないものだったら、何度も立ちコケしてしまって乗っていて楽しくないと思います
足つきの基準は人によって様々ですが、私の場合は両足なら足の指がつく程度、片足なら足裏べたつきくらいのバイクまでなら乗れると考えて購入しました
また、そのバイクが本当に気に入っているなら、ローダウンやあんこ抜きで足つきを改善することもできます
乗ってみた感覚を知るためにも気になるバイクは是非一度またがってみましょう
※もし、またがる時は店員さんに絶対一言かけましょう。またがった時に傷をつけたりするとトラブルの元になるかもしれないです
もしバイクを買うのであれば知っておくべきこと
バイクのタイプ
バイクには様々な種類があります
人によっては表現が違ったりするので写真を交えながら解説していきます
ネイキット
裸を意味するタイプのバイクです
普通二輪の教習車であるCB400はこのタイプに該当します
一般的にバイクといえばこれという人も多いのではないでしょうか?
シートの高さが低いことと後述するスポーツタイプよりは前傾姿勢になりにくい作りになっていて比較的乗りやすいバイクになっています
最近では王道のネイキットタイプも現代風になっているためにタコメーターが無くなってデジタルタコメーターになっているタイプも販売されるようになりました
スポーツ
バイクレースで使われている技術を生かして公道でもパワーを出せるように設計されているモデルです
レース用に近いモデルはSS(スーパースポーツ)とも呼ばれています
代表的なのがNinjaです
特に若者に人気がある種類で、どのメーカーもかなり力を入れている車種です
初心者の多くはこの種類のバイクを選んでいる気がします
私もこのタイプのバイクです
アメリカン
アメリカの長い道を楽に走るために設計されたモデルです
ちょっと詳しい人なら「ハーレーね」っていいます(ハーレーはアメリカのバイク)
日本では普通二輪免許で乗れるアメリカンタイプは少なかったのですが、最近になっておしゃれな感じのレブルが販売されるようになりました
このタイプは足つきが非常に良くて、楽な姿勢で乗車できます
オフロード
公道をオンロードとすると、けもの道や砂利道をオフロードといわれます
そんな道を走ることをメインとしているバイクです(ちゃんと公道も走れます)
YAMAHAのセローが有名ですね
このタイプはタイヤがブロックになっていて舗装されていない道路も走れるようになっています
簡単に紹介しましたが、バイク販売店ならこんなものじゃすまないバイクがありますので是非お店でいろいろなバイクを見てみてください
自分が好きなポイントを見つけておく
これだけたくさんのバイクがある中でバイクを選ぶために一番大切なのが「自分の好きなポイント」です
見た目のカッコよさ、乗った感覚、カラーリング、挙げるときりがないですが自分が好きなところをみつけましょう
バイクに好きなところがないと、もし楽しくなくなった時に全く乗らなくなってしまいます
私が7つ解説したことができていれば、自分がどんなバイクでどんなこだわりを求めているのか分かると思います
私の例で話すと
私が今のバイクを選んだ理由が「カラーリング」でした
HONDAのCBR250Rのトリコロールは何年も登場していましたが、青を強く出しているタイプは初期型のほかに存在しなかったです
迷っていた競合していたninjaはその理由から却下しました
このように自分の中でこれは譲れないところを前面に押し出して選んでみましょう
最後に:好きなバイクで楽しいバイクライフを
ということで、初めてバイクを選ぶ際の注意点を挙げてみました
初めてのバイクを購入するので、どんな人でもなるべく後悔しないような選択をしたくないと思います
この記事を読んでいただいた方なら、きっと自分の気持ちに合ったバイクと巡り合えます
是非いまからバイク屋に行ってバイクを買いましょう!
それではまた
バイク初心者にオススメの技術動画を教えます
どうも、元日本一周ライダーのモノリスです
教習所を卒業して晴れて免許を獲得した、バイクも買った
でも、どうやったらうまく運転できるのか分からないと思っている初心者ライダーの方は多いと思います
私は峠で散った友人がいましたので、特に安全に曲がれることを勉強しようと思っていました
初心者のうちは安全に曲がることや、信号で止まるのが苦労したりするものです
今回はバイクを乗り始めたころに運転技術を上げるために見ていた動画を紹介します
是非見ていただいてバイクを運転する楽しみを見つけましょう!
らぃでぃんぐNAVIシリーズ
私がバイクの免許を取ったころはYouTubeがそろそろ発展していこうとしていた頃だったので、動画で情報を集めていました
その時に出会ったのがらいでぃんぐNAVIと呼ばれる動画でした
らいでぃんぐNAVI-Vol.224/バイク免許を取得して次に知りたいノウハウ・1
この動画は根本健がバイクの運転の仕方を細かく説明してくれる動画です
この動画が今の自分の運転技術を高めたといっても過言ではないくらい影響を受けています
シフトダウン
らいでぃんぐNAVI-Vol.335/シフトダウンの日常化に挑戦!・その1
シフトダウンはブレーキするときに便利です
例えばクラッチを握ってブレーキをすると
シフトダウンをするとスピードを落としながら次のカーブに合ったスピードに合わせることができます
シフトダウンを身に着けると、日ごろの運転でブレーキをあまり使わずにスピードを落とすことができるので便利な技術です
私は日ごろからシフトダウンを使うのですが、信号前ならブレーキする前にスピードをしっかりと落とすことができるので安全に止まることができます
また、シフトダウンでギアについて意識することが増えるので今自分のギアが何速なのか分かるようになります
といっても最近のバイクはメーター回りにどのギアになっているのか分かるのであまり意味がないかもしれませんw
カーブ
らいでぃんぐNAVI-Vol.306/カーブを楽しく開眼したい!・その6
カーブについてもここで解説されています
実はいまだにうまく行ってないなと思っているのがカーブだったりします
曲がる姿勢を作るというのは友人から言われていたのですが、ブレーキをかけておくことを知ったのはこの動画からでした
ブレーキをして体制を作る、おまけにブレーキをかけると車体が真っ直ぐになるので曲がりやすくなることを知ったときは目からウロコでした
こんな動画を無料で見ることができるなんてエイ出版社最高だなと思っていました
見たことによる効果
これを見てから
・ブレーキの重要性
・カーブとシフトダウンの見極め
を走る時に意識するようになりました
それでも走っていると怖い場面はあります
個人的には先が見えないカーブや下りで大きく曲がるカーブを倒せないところは動画を見て何年たってもうまくならないです
ですが見る前に比べると楽にカーブを曲がれるようになりました
カーブが怖くなくなると、バイクを走らせるのが楽しくなります
他にもカーブの見極めやUターンのコツなんかも解説されているので、とてもお得などうがシリーズになっています
らいでぃんぐNAVI-Vol.293/カーブを不安から楽しいに!・その6
らいでぃんぐNAVI-Vol.251/ビギナーでもできるUターン・その1
もし免許を取ってバイクも載っているのだけど、運転のコツがわからないと思っている方がいましたら是非一度見てみてください
今まで乗っていたバイクの世界が変わりますよ
それではまた
日本一周のその後の生活【アルバイトで食いつなぐこともできる】
どうも、元日本一周ライダーのモノリスです
仕事を辞めて日本一周したいと思っていても、そのあとの生活が心配で先に進めないと思うことがありますよね
「日本一周した後の生活を知りたい」
「日本一周した後は会社に復職できるのか」
と思うことでしょう
この記事を読んでいただくと
・日本一周後の生活はどうなるのか?
・会社に復職することができるのか?
が分かります
私自身
日本一周経験者
現在アルバイトで生活
という立場ですが、私は日本一周勢の中でもひどい部類の生活を送っていると思います。最悪こんな生活になるんだという参考の一つとして皆様に知っておいてくれるといいなと思います
1.日本一周後の生活
日本一周を終えてから
私が日本一周を終えてからやったことは、引きこもりの生活でした
もともと日本一周も自分のこれからを考えるために走っていたのですが、あまり思いつくことがなくゴールしてしまいました
到着後は次に何をしようかと考えるようになりました。もともと自分を突き動かすような動機がなかったので、家でだらだらした生活を送っていました
家でだらだらしていくと、引きこもり生活が加速していきます。
ある一日ではYouTubeを一日中見ては「今日も一日終わってしまったな」と日付を見る生活
別のある日は一日中寝ては夜中に起きてしまい、「どうしてこんな時間を無駄にしてしまったのだろうか」と後悔
そこには日本一周をしていた影もなく、ただ一日を浪費した人間がそこにいました
だいたいこんな生活を一か月ほど続けていました。もし学生の頃ならばこのような生活を送ってもまだ問題はなかったのですが、残念ながら社会に出てしまったのでどうしても生きていけなくなります
その理由はお金が無くなってしまったからです
お金が無くなってアルバイト生活
お金が無くなったのですぐに働けるアルバイトを探しました
なぜなら毎月支払わなければならない
・奨学金
・年金
・健康保険
・住民税
があったためです
支払いについての詳しい記事はこちらに書いています
ざっくり説明すると、支払いに6万円くらい必要でした
残りの貯金が一か月先までしか支払うことができなかったので、すぐに働くことができるアルバイトを探しました
私の場合はたまたま友人の紹介でアルバイトをすぐに見つけることができました。声をかけてもらった友人には感謝しかないです
そこからはアルバイト生活をしながら、次に何をしようかと模索していく日々が続いていきます
2.日本一周をしたら就職できない?
絶対に就職できないことはない
「日本一周をしてから就職は難しい」と思っている人がいるかもしれませんが、私は「絶対に就職ができないことはない」と思っています
なぜなら今の世の中なら仕事を選ばなければ就職することができるからです
例えば飲食業、私のアルバイト先ですが正社員を募集されています
何ならたまに私に正社員をしないのかと頼まれるくらいです
現在企業を取り巻く環境は変化しています
正社員不足である会社が2018年度は52.5%で過去最高になっています
今後もこの人手不足の割合は増加していくと考えられています
また、私が日本一周中に出会った人で旅を終えてから就職をしている人もいます
さすがに何もしないで就職できるとは思わないですが、就職サイトを使ってしっかり選べば再就職は可能でしょう
最悪私のようにニートになって、お金に余裕がなくなってアルバイトをして食いつなぐという選択もできます
そういう意味でも就職は皆さんが思っているよりハードルは低いです
就職をしたければ就職支援してもらえるサイト・機関に登録しよう
仕事を辞めても若ければ第二新卒として転職することができます
なぜなら世の中には仕事を辞めても転職をサポートするサイトがあるからです
第二新卒の定義は転職サイトによって様々ですが、25歳前後の年のことを第二新卒と定義しているそうです
もし不安であるならこういった転職サイトを使ってみるという選択があります
当たりはずれはあるみたいですが、自分が就職したい意志と条件をしっかり決めていれば次の就職先もすぐに決まるはずです
他にもハローワークにいって就職先を見つけることもできます
ハローワークの場合は大手転職サイトに比べると掲載数は少なく、地元に寄り添う企業が多いですが、自分の実家から通えるところにしたいと思っているなら一度通ってみるといいと思います
職業訓練もやっていますので、次に専門的な分野に就職したいと思ったなら使わない手はないです
このように、今の人手不足の状況と就職をする選択肢の幅が大きいという点でも就職できない不安はないに等しいかと思います
終わりに:収入と世間体を気にしなければ働き先はある
最後に言いたいことは収入や世間体さえ気にしなければ働き先はあります
最悪私のようにアルバイトで生活することもできますし、就職も今の時代ならできます
だからこそ、就職の後を考えずに日本一周をしたいと思ったことをするべきです
他の会社に勤めるのは簡単ですが、日本一周をしたいと思うパッションは今しかないのですから
それではまた
初心者で峠道を走るのは危険なので辞めたほうがいい
どうも、元日本一周ライダーのモノリスです
皆さんは峠道を走ったことはありますが?
私はバイクを買いたての時によく走りに行ってました
運転もほぼ素人だったので、今思うと技術も経験もない状態でかなり危ないことをしていたと思っています
今回はそんな体験から峠道の危険性を語っていきます
特にバイクを買った初心者の人はしっかり学んでいただければと思います
初めて走ったのがワイディング道、そして個人特訓
私はバイクを買った後すぐにツーリングに誘われました。当時バイクを買うために一緒にさがしてくれた友人です(分かりやすく友人Aとします)
折角買ったのだから行こうとなって走ることになったのですが、その場所が初心者の私にとってワイディングが厳しいところでした
当然私はそんなところをバイクを傾けて走るなんてできなかったので法定速度よりも10キロくらい遅いスピードで走っていました
今でも思うのですが、初めて走る道としては間違っているよなと思っています
この時の私は「このままではいつか事故を起こすな」と思いました
ある意味それは正解だったことをのちに知るのですがそれは置いておきますね
ここから少しでも安全に走れるように、私個人で特訓することになります
具体的には
・以前誘われた道を一人で走ってゆっくりでいいからバイクを倒すようにする
・バイクのブレーキを要所で使えるようにする
・ギアをカーブによって上げたり下げたりを判断する
といった感じです
注)当時の私は知識不足で無茶なことをしていました。安全に走るといっても一人で練習することはもし事故が発生したときに助けが無いのでかなり危険行為です。もし練習をするなら絶対に二人以上で走りましょう。または練習できるイベントに参加しましょう。それでも同じようなことをする場合は自己責任でお願いします
それでも一歩でも間違ったら命を落とすかもしれないということを理解はしていたので、絶対に自分でコントロールできる範囲でやっていました
そんな練習を続けて少しずつですが、自分が思うようにバイクをコントロールできるようになっていきました
この時の私は、もし次に誘われてもしっかり安全に曲がれるようにしようと思って次回のツーリングに思いをはせてませたね
そして次回のツーリングである事件が起きます
峠道で散る
後日友人Aと別の友人(友人Bとします)と走る機会がありました
友人Bとはバイク歴が同じくらいでしたが、一つ考え方が違っていました
「早い人の後ろをついていけたら絶対早くなる」
すげぇこと言うなと思いました。先輩の行動を学んだら先輩みたいになれるとおもっていた昔の私のようだw
そんな冗談は置いといて、私は基礎を学んだほうがいいことと、自分の限界を知っておくことを念頭に置いていたので考え方が違うなと思いつつ一緒に走りました
早く走れる友人Aと友人B、私の順で走りました。正直追いかけて事故するほうが悲しくなるなと思っていたので、もし先に行かれてもいいやと思って走りました
案の定私は遅れていき、カーブの先ではどうなっているのか分からない距離まで離されていきました
必死に追いかけている友人Bの姿が見えるのが100m先の状態で私は自分のペースで事故をしないことを前提に走っていきました
そんな状態である下りのカーブを曲がるとき、あれだけ離れている友人の姿が見えました
なんと前方で走っている友人Bとバイクがこけて地面を滑っているじゃないですか
例えるならmotoレースでこけたレーサーがコースを滑っていくような感じです
こけたときのイメージ
私はすぐにブレーキをかけてバイクを安全な場所に停めて救助に向かいました
話を聞くとカーブを曲がり切れなくてガードレールに衝突、バランスを崩してバイクと一緒にこけていったようです
たまたま前方後方に車が接近していないようでしたので、こけたバイクのキルスイッチを入れた後すぐに起こして路肩に停めました
奇跡的にけがも擦り傷のみで、バイクの損傷も何とか自走できる状態だったので自分で走ってバイク屋に運びました
ですが、もし
・私が後ろで走っていなかったら
・ガードレールのぶつかり方がこすった形ではなく正面衝突だったら
・対面から車やバイクが走行していたら
・後ろを走っていたのが私たち以上に飛ばしている車・バイクだったら
・こけたバイクの損傷がひどくて、ガソリンが漏れていたら
友人を一人失っていたのかもしれないと思うと、今でも本当に運がよかったと思います
峠道を走るくらいなら、お金を払ってでもサーキットを走ったほうがいい
こんな経験をしている、というか救助した立場から言いますと、事故をするくらいならサーキットコースを走ってほうがいいと思っています
この辺はバイク界隈では話題になっていて、私のような意見の人もいれば峠の魅力を知っている人はそれがいいと思っている人もいます
確かに無料で自然を満喫できワイディングできる峠道を自分のテクニックで攻略することが素晴らしいと思う気持ちがわからないわけではないです
私も当時はそういった走りを求めて勉強して練習してました
ですが、私たちが走っているのはあくまで「公道」であり、好き勝手に走って最悪事故を発生させではいけないのです
対面からは車が走ってきますし、ガードレールがあってもバイクなら衝撃でライダーが外に飛び出してしまうことだってあります
もし対面から車が走ってきてぶつかったら、と思うとぞっとします
そんなことを理解できていない人が、初心者のライダーに「峠を走りに行こう」といって自分が飛ばして初心者には事故らせてしまうのは危険行為だし、最悪トラウマを付けてしまう結果になります
幸い私の友人はバイクを降りると思うことはなかったようですが、事故っても修理にかなりのお金が必要になります
それは買ったバイクを一台買えるくらいの金額になることもあります
そのお金があるなら、遠くてもいいからサーキットを走ったほうが有意義に使えるのではないでしょうか?
バイクは車よりも事故になりやすい車両です。初心者でもベテランでもそこを理解してバイクライフを送ってほしいです
最後に:この経験がバイク乗りとして考えを変えた
私は事故の経験から自分が先頭で走る時や新しくバイクを買った人に対してより安全性を重視してツーリング先を選んでいます
もし峠を走るとしてもゆっくり走るようにしてますし、後ろからちゃんとついてきているのか定期的に確認するようにしています
ツーリングは楽しむものです。事故をして帰ってくるものではないです。棺桶に入って帰ってくるものではないです
だからこそ、初心者の頃から自分の力を過信せずにレベルを上げたいなら然るべき施設やイベントでレベルアップしてほしいです
これが一人でも初心者ライダーの方に届くように願っています
誰でもできる‼︎頭の中が不安だらけの時にするたった1つの行動
どうも、モノリスです
みなさんは頭の中が自分の将来のことでパンクしそうになったことがありますか?
私は一日中一人でいる時にそういうことを考えてしまう癖があります
・今のままで生きていけるのか
・就職はどうするのか
なんてことを考えて他のことに頭が回らないことなんてしょっちゅうでした
そんな私ですが最近になって不安で頭が回らないことが減ってきました
たった一つの行動でだいぶ変わってきたのです
今回はその行動をご紹介したいと思います
方法:深呼吸をしよう
たった1つのことはズバリ
深呼吸
です
これがすごく効果的です
将来の不安
現状の悩み
がすーっと消えていきます
大体頭が不安な方へ回っている時って呼吸も短くて悪いことを考えがちです
しかし大きく息を吸って吐くようにすると頭に冷静さが生まれて、体も落ち着いていきます
冷静に考えられるようになったら、次は自分の希望や楽しいことを想像してみましょう
きっとワクワクしていきてすぐにでもやってみようと思えると思います
私も悪いことを頭に浮かべた時は一度深呼吸してから違ったことを考えるようにします
そうすると悪い考えが一度リセットして、前向きな方向にシフトしていけます
不安に思うことは大体今解決することができない
悪いことを考えている時って大体今すぐに解決ができないようなことなんですよね
そう思うと不安に思うことっていまどうやっても何とかならないってことですね
就職のことなんて今日悩んだところで明日就職することはできないです
来るかどうかわからない将来を一日中考えたところで、明日の自分がとうなっているなんてわかりません
そんなところでも
この状態のことをくまのプーさんに登場するピグレットに似ています
彼はいろいろなことをどうしようか不安に思っています
よく聞くセリフ「どどどどうしよう」はまさに不安で頭を無駄にぐるぐる回している状態です
結局そうしても考えている時間に何ら意味がないってことになります
それならまず落ち着くために深呼吸してみましょう
そして自分の未来のために今から一歩なんでもいいから行動に移したほうがとても効率的ではないでしょうか?
最後に:簡単にできることだけど案外難しい
ということで頭の中が不安になったときの対処法として深呼吸を紹介しました
多分簡単にできることなのですが、いざやってみようと思う時に限って忘れてしまいます
だから、もし不安になった→深呼吸すると決めておくとできるようになると思います
なんか不安が押し寄せてきたなと思ったら
まず大きく深呼吸をしてみましょう
それだけでも少しは人生を楽しめると思います
それではまた
2019大阪モーターサイクルショーは「体験」がいっぱい
どうも、元日本一周ライダーのモノリスです
今回は真面目にイベント参加してきました
その名も大阪モーターサイクルショー2019
「おい、お前引きこもりだろ」
と思っていたそこのあなた、残念ですが私はたまには外に出ているのですよ
そんなわけで大阪モーターサイクルショー、どんな感じだったのかまとめていきます
試乗体験に行ってみよう
試乗体験は残念ながら遅い時間に行ってしまったので、200分以上待ちがちらほらありました
VULCANくん本当にかわいそうだったよ(その後ちゃんと100分待ちになってました)
本当に長かったです。二時間半くらいは待ちました( ;∀;)
そんな私ですが、今回乗ったのはCB650Rです
乗ってみた感想ですが、めちゃんこ乗りやすかったです
私は身長が163㎝なので大型車は足つきをかなり意識します
でCB650Rは810㎜です(愛車CBR250Rは780㎜)
ですがその30㎜がほとんどCBR250Rと変わらないような足つきで感動しました
後で調べてみるとシートがシャープになっていることが理由でした
おまけにアクセルを開けるとしっかりとスピードが出ますし、車体のコントロールも楽で走っていて楽しぃーってなってましたw
コンパクトさが操縦難易度をかなり下げていて、バイク経験が短い大型ライダーにはおすすめな一品でした
で今回は真面目にメーカーのバイクで個人的に気になっているバイクの調査しますよー
メーカー別バイク紹介
HONDA
今年はおしゃれな感じのブースになっていました
各場所テーマが設けられていて、背景と自分が乗っている姿を撮影するような配置になっていたのが斬新さがあります
そんな中で私が注目どころかお目にかかりたいと思っていたのがVFR800のインターセプターモデルです
展示されていたのを見た瞬間半端ない興奮を覚えました
来ていた友人を差し置いてひとりでに撮影していたのは完全に変態でしたねw
テンション上がり過ぎて近くにいたおじさんに「乗っている写真とろうか?」といわれる始末でしたw
私はこのデザインがとてもいいと思っていますので、お金を貯めたら買うつもりです
なお、貯金までに何年かかるかわからない模様
YAMAHA
YAMAHAは昨年と同様な雰囲気のブースでした
YAMAHAロゴの商品が今年はかなり多かったために今年はブースが広くなっていた気がしました
個人的に気になっていたのがYZF-R25の変更でした
最近まで知らなかったのですが、今年のモデル変更されているようです
ということで乗車しましょう
率直な感想ですが軽すぎぃってなりましたね。というか口で言ってしまうくらいかるかったです
これでほとんどカスタムしてないというのだからびっくりです
YZFの軽さを試すために前後に動かしてみたのですが、軽くて押して運ぶのが相当楽でした
これが250㏄スポーツの最先端か…としみじみしているとふと頭に浮かんだのが
え…私のCBR…重すぎぃ…?
同じ250㏄なんですけどね( ;∀;)
ということでこの軽さはより女性の方にも乗りやすくなるいいポイントではないかと思います
その分軽いってことは高速道路走行がつらくなるということと同義になるのですが、そんなこと関係ないっすね
もし新しくバイクを買いたいといっている女性ライダーの皆さん、今年の新車はYAMAHAで決まりですよ(宣伝)
後CBR250Rっていう最強のバイクがあるんですけど…()
SUZUKI
い つ も の
YAMAHAのようなおしゃれな青じゃありません。でもアトラクションを乗るような楽しい雰囲気を感じるのがSUZUKIです
今年もやっぱりSUZUKIはSUZUKIだな(語彙不足)
今回の目玉はなんといっても日本で復活を果たしたKATANAです
私がブースに訪れたときもKATANA乗車コーナーに列ができていました
私も乗車してみましたが、この独特なデザイン、これはハマる人はハマるなと素直に思いました
昔のKATANAの特徴を残して新型にしていくこだわりはさすがSUZUKIさんとしかいえないです
これはみんな買ってしまうな(錯乱)
他に気になったところはSUZUKI名物レース体験です
今年はレースクイーンと一緒に写真をとって、バイクにまたがってレースコースを走っていく感じです
私もノリノリで走ってみました
撮影してもらった人に「サイコーに倒しているよー」って言われてもっと倒したくなった(小並感)
他と違った独創性、やっぱりSUZUKIは変態だな(誉め言葉)
Kawasaki
Kawasakiは相変わらずの黒と緑のニヒルに輝く高級感があるブースになっていました
漢Kawasakiはぶれない姿勢があってかっこいいですね
人気があったのはやはりninjaシリーズでした
レットバロンで見るninjaよりもカッコよく見える
これがKawasakiの雰囲気作りのたまものですね
最近のKawasakiといったらninjaかなって思う私ですがそれだけ人気を作り上げられているってことなのでさすがだなぁと
そして雰囲気からなる高級感、これは惚れるね
海外メーカー
正直詳しくわからんかったです(すいません)
ですがカッコよかったなと思ったバイクを載せておきます
今年の感想
今年のポイントは「撮影」
印象に残っているのが背景と撮影ってところです
背景の風景とバイクを融合してまるで走っているかのような体験を得ることができるのは面白い試みだなと思いました
なんの変哲もないSUZUKIのKATANAの壁ですがフラッシュ撮影すると・・・
なんと言葉が浮き上がってきました!
さすがSUZIKI
圧倒的ゆるキャラのくまモンの壁紙とくまもんコラボのスーパーカブ
バイクの背景がかっこいいHONDAはやっぱりすごいんやなって
私はBMWのごつごつしている道を走っているようなシーンが印象的で、実際に乗って写真撮影までさせてもらいました
斜め上になってまたがったのは生まれて初めてでしたw
このように時代に合わせたような体験をすることで若い世代のファンを獲得するというポイントはこれからの大型イベントでは必要になっていくのではないかと思いました
アウトドアを意識したセッティング
バイク×アウトドアいう流れが強くなってきていると感じました
HONDAはバイクとアウトドア用品、YAMAHAでは一部キャンプ用品を置いてトータルコーディネートをしていたので、プッシュしているのだろうなとおもっています
HONDAのトータルコーディネート
こういうのはイメージがわきやすいのでかなり狙ってやっているなと感じました
YAMAHAは特にゆるキャン△で影響があったので押しているのかなと思ったりしていました
アウトドア×バイクはこれからもっとプッシュされていくのかなー
個人的にVFR欲しい
本当に欲しい
宝くじ当たらないかな(叶わぬ夢)
速度モニターと価格。かっこいいしお値段中々するし昇天しそう()
最後に:モタサイはいいぞ
ということで大阪モーターサイクルショー2019のレポートになります
金曜日ということもあって楽に見ることができました
土日は人が押し寄せてくるために見る時間や試乗体験が長くなってしまうので、時間に余裕がある方はぜひ金曜日に参戦してみましょう
バイク乗っていて関西に近い方は一度行ってみてください
バイクを見るだけでもわくわくが止まらなくなりますのでw
これでおーわり
来年も行きたいな(∩´∀`)∩